アクセス数が落ちて悩む方へ!ブログに欠かせない攻めと守りの2大戦略とは
今回は始めたばかりの初心者の方は
まだ読まなくていい内容です。
ある程度の記事数に達するまでは
手順の習得や書くことに専念して下さい。
この記事では・・
ブログ運営者なら誰でも気になる
「アクセス数」がテーマです。
自己対話のツールとしてのブログなら
あまり気にしないでしょうが
ビジネスへの発展を考えているなら
最重要課題になります。
私が実践している
2つの戦略をシェアしますね。
ブログへのアクセスを増やす”攻めの戦略”とは
「ブログをやるなら、毎日更新しよう」
これは、よく聞くフレーズです。
その意味や仕組みを知っていますか?
記事の更新で起きていること
適切にワードプレスの設定がされていれば
①検索エンジンに更新情報が伝わる
②検索エンジンが見にくる(クロールする)
③検索エンジンがデータベースに登録(インデックスする)
検索エンジンはGoogle(Google社)と
Being(マイクロソフト社)の2つです。
※市場シェアはGoogleが90%を握っています
いずれにせよデータベースに登録されないと
検索してもその記事を候補に表示してくれません。
つまり、あなた以外は
”誰も存在を知らない記事”ということになる。
となればアクセスが増えるわけがないのです。
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記事の更新の都度、その情報は
こうした検索エンジンに通知されるため
記事をアップするたびに
トントンとノックを繰り返しているようなもの。
だから毎日が望ましいわけです。
可能なら1日に複数記事アップするのもいい。
クロールの仕組みを知ろう
検索エンジンは「ボット」と呼ばれるプログラムを
ネット上に放って独自に情報収集も進めています。
たまたまあなたのサイトに到達すれば
・可能な限りリンクをたどって(クロール)
・記事の存在を確認して登録(インデックス)します。
ただしネット上には膨大な量のサイトがあります。
次回は明日かもしれないし、3カ月後かもしれない。
1回でクロールできる量にも制限があるようです。
リンク切れや記述要素の矛盾など
無効な情報が多ければ
それ以上の探索は打ち切ると言われています。
※ワードプレスはこの点で他のシステムよりも優れている
・・とGoogleは説明しています。
他のシステムでもHPやブログを構築できますが
内部的な精度が低いということのようです。
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検索エンジンはクロールされた
全ての記事を登録するわけでもありません。
「高品質な記事」を優先してインデックスする
低品質のグダグダした記事(!)を
検索結果に出しても
検索エンジンの評判を下げてしまうからです。
検索エンジン運営側の収入源は広告業ですから
検索結果のクオリティにはこだわります。
検索ユーザーの問いに的確に答えたいので
わざわざ評判を下げることはしないのです。
検索エンジンは自らの目的のためにあり
私たちとは「利用し利用される関係」にあります。
もう一つの攻めの戦略とは
高品質の記事を作成してインデックスを促す
逆に高品質な記事を書けば
インデックスされる可能性は高まります。
あなたの記事を読んで
知りたい内容がしっかりあれば
最後まで読むでしょうし
新たに検索し直すなんてこともない。
こういう読者の行動パターンも
検索エンジンは把握しています。
・これさえ読めば問題解決できる
・いろいろなパターンを網羅している
そう思わせてくれるような記事が
高品質な記事なのです。
このあたりはライティングの記事を
参照して下さいね。
>> ブログライティング

クロールを助けるサイトマップを送信する
それともう一つ。
「クロール」を助ける手段が用意されています。
それは「サイトマップ」と呼ばれる記事情報を
検索エンジンに伝えること。
地図みたいなものなので、無駄なクロールを避け
より多くのリンクをたどる助けになります。
比較的単純な構造のテキストファイルですが
自分で作成するよりは
プラグインで自動作成するのが一般的です。
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現在のワードプレス(WordPress5.5以上)には
簡易なサイトマップを作成する機能が追加されました。
しかし専用プラグインと異なり
大切な情報が欠けているので
万全を期すならプラグインの利用をお勧めします。
実は記事の「更新日時」情報がないのです。
インデックスの品質に関わります。
古い記事をリライトして情報量を増やしても
見つけてもらえない可能性が高まってしまうのです。
※そのうちワードプレスのバージョンアップで改善されるかも
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ちなみにサイトマップには
人間用と検索エンジン用の2種類があります。
読者がクリックして使うのが「HTMLタイプ」。
このブログのメニューバーにも配置していますが
つまりは「記事一覧」です。
これと別に検索エンジンが使う
「XMLタイプ」があります。
ワードプレス内に作成されるので
検索エンジンに送信しなくてはなりません。
具体的な手順は別記事でお伝えしますね。
ブログへのアクセスを減らさない”守りの戦略”とは
さて、なんとかインデックスされた
記事情報ですが、実は安泰ではないのです。
ずっとそのままインデックスされたままの
保証はありません。
インデックスから削除されることがあるのです。
※記事が削除されるのではなく、インデックスへの登録がなくなるという意味です
そうすると前述のとおり
検索候補からも外れてしまいます。
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記事単位でインデックスの判定がされるので
放置するとゆっくりと
アクセス数が減少していくはずです。
この場合には、インデックス登録を
Googleに依頼することができます。
これが”守りの戦略”です。
インデックスから外れたかどうか確認しよう
まずサーチコンソールを起動して下さい。
※サーチコンソールの使用には多少準備が必要となります。
認証された持ち主(ブログ管理者)でないと使えないツールです。
左側のメニューから「カバレッジ」を選択します。
タイトル「カバレッジ」下の▼をクリックして
「すべての送信済みページ」に変更し
4つ数字の右端の「除外」をクリックします。
グラフ下の項目から
「クロール済・インデックス未登録」
をクリックします。
棒グラフの下に
「クロールしたけど登録しなかった」
記事のURLがズラリと並びます。
これが多いともったいないですよね。
可能な限り、これらの記事を
より高品質な記事に修正しましょう。
新たな情報を付け加えたり、画像を入れたり。
情報量の変化がわずかなら
改善の意味がありませんのでご注意を。
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クロールは1回限りではなく
間隔をおいて何度も訪れます。
そのたびに内容が審査されるようです。
「低品質だから登録しないよ」
という判断が下されると、何度申請しても
結局はインデックスから除外されてしまいます。
インデックスに再登録を依頼しよう
修正が終わった記事のURLをコピーして
タイトル「カバレッジ」の上にある検索窓にペーストします。
「××内のすべてのURLを検査」と表示されていたところです。
エンターを押すと、現在登録済みの情報を読み出して
表示してくれます。
「クロールした(見に行った)けど登録しなかったよ」
と言ってます。
でも、高品質な記事に変更したので
「ページを変更した」に該当しますから
「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
リクエストが始まるといろいろテストをして
OKならこの表示が出ます。
OKをクリックすると画面が戻りますが
「リクエスト済」となっていますね。
これで完了です。
あとは待つ以外にありません。
後日、このURLを再度検査してみて下さい。
登録されるとこのような表示に変わります。
ただし何時間・何日かかるかはわかりません。
気長に待ち、数日後でもダメなら再申請しましょう。
まだ「低品質」だと判定されている
可能性もありますので
記事の加筆修正も念入りに。
アクセス数が急に減少したときは
Googleのコアアップデートがあれば
検索順位は大きく変動することになります。
改正されたポイントの影響を大きく受ければ
トップページにあったサイトでも
はるか後ろのページにまで飛ばされます。
ひどいときは最終ページまで見つからないことも。
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検索結果に表示されなければ
クリックされる可能性はほぼなくなります。
そうするとアクセス数は急落するはずです。
SEOからの流入が途絶すれば
ブログとしては死んだも同然です。
ワードプレスはアメブロのような
読者を呼ぶ仕組みを持っていません。
だからSEOに頼るしかないのです。
これはワードプレスで
運用している全員の宿命ですね。
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2~3週間もすると変動幅がおさまって
ほぼ順位が確定します。
そのころにはどんなサイトが飛ばされたか
ネットに情報が出ていますので
理解できる限り改善してみましょう。
アップデートの内容によっては
SEO対策の改善が望めないものもあります。
SEO対策でない方法を選択するしか
ありませんが、それはまた別の機会に。
ps.
結局近道はないことを知ったSEO対策。
どこから得た情報にせよ
実際に試してみないことには・・。
となると、検証できるだけの力と根気は
覚悟しておいた方がよさそうです。
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